江戸鳥瞰図(立川博章氏画)、江戸と下総国の古地図をGoogleMapのように現代化した地図、江戸幕府六十九国と三百藩の全国図などをご紹介しています。
江戸鳥瞰図
鳥瞰図絵師の立川博章氏が制作された、江戸時代の江戸の街と近郊の鳥瞰図 (空から地上を見渡した絵図) 作品をご紹介しています。
江戸の中心部と王子その周辺の13枚の鳥瞰図で、水と木々の豊かな美しい江戸の街の様子が浮かんできます。
江戸の中心部(江戸城を中心とした範囲)、北部(江戸城北から雑司ヶ谷、王子辺り、千住、中野あたりまで)、西部(中野、新宿、代々木、渋谷村の北、原宿あたりまで)、南部(渋谷村の南、品川宿、大井、馬込村あたりまで)、東部(向島、本所、深川、木場あたりまで)を描いた広範な鳥瞰図と、浅草、吉原、愛宕山などの地域を細かく描いた鳥瞰図があります。1枚の鳥瞰図原図は畳一枚分位の大きさですが、全体も俯瞰し、細かく拡大もできるようにしています。
デジタル古地図
江戸時代の古地図を、現代の測量された地図上に補正してデジタル復元しています。全国地図上の約三百藩全図、江戸の街の地図と、下総国の地図をご紹介しています。
- 「国・藩全図」 江戸時代には日本は69の「国」に分かれ、さらに約三百の藩(時々変動します。上野国(こうずけのくに)、遠江(とおとうみ)など、時代劇でよく聞く場所がどこだったのか確かめてみてください。藩を石高の多い国を大きく、小さい国は小さく色分しており拡大すると藩主の家名(本田、浅野など)も表示されます。
- 「江戸幕末地図」は江戸の街の広い範囲をデジタル地図にしました。紙の地図は地域を細かく区切られてしまうので、Google Mapのように広い範囲を一覧もできて、かつ拡大すると細かい地図も見られる江戸地図にしました。
- 「下総国地図」は、下総国(千葉県北部東部と茨城県南西部)の地図を「下総国高都合併郡色分目録」から復元して名所や街道を追加したものです。この地域の現代の測量に合わせて復元した地図は見当たらなかったので制作してみました。元禄時代の全体地図と、天保時代の小金牧、佐倉牧の地図を作成しています。「小金牧」とは江戸時代に馬を放牧管理していた牧で、千葉県西部の広い範囲が馬の放牧地でした。
Update
- 2024/5/2 「全藩一覧」の九州の藩の支藩の情報、明治の別名を更新しました
- 2024/4/16 「全藩一覧」の文久2年前後で石高が変化した藩の石高を訂正しました。
- 2024/3/23 技術情報にIT系の情報「AssemblyScriptで作るWebAssemblyの例と注意点」を掲載しました。
- 2024/3/6 「全藩一覧表」に各地方の全藩図と、現在の都道府県などを追加しました。
- 2024/3/1 「江戸参考資料」を整理しました。「デジタル浮世絵」は制作を一時休止しました。
- 2024/2/29 「蝦夷、東北地方の藩主一覧 (天保~慶応)」を追加しました
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