江戸時代の古地図を現代の測量された地図上に補正して復元し、当時の名所等を書き込んで拡大縮小が自由なGoogle Mapのような地図にしました。

江戸幕府 六十九国全図、三百藩全図

江戸幕末の日本全国にあった国と藩を地図にしました。
縮小図では69の「国」を表示し、拡大図では約三百の藩の藩名と藩主の家の名前と城を描いています。

江戸幕府 六十九国全図

御江戸地図

江戸の街全体の古地図を現代地図上に復元しました。当時の地図「江戸切絵図(須原清七板)」を基にして、明治陸軍の地図、その他の地図と江戸名所図会絵の名所を参考にして作成しています。

幕末の江戸全体が一望できて、かつ拡大すると詳細な地図が見られます。

御江戸地図

下総国 元禄図

下総国(千葉県北部と茨城県南西部)の元禄期の古地図を現代地図上に復元しました。

江戸幕府が元禄9年(1696年)に全国の各国に作らせた地図の下総国の地図「下総国高都合併郡色分目録」を元に作成しています。村毎の石高を記載した地図ですので、街道や名所はあまり描かれておらず、補足して書いています。利根川、江戸川、印旛沼、手賀沼などは現在と大分異なっています。
基になっている元禄時代地図は国の重要文化財となっており、国立公文書館デジタルアーカイブで見ることができます。

下総国元禄地図

下総国小金牧 天保図

下総国の天保期の北西部の「小金牧」を中心とした古地図を現代地図上に復元しました。

江戸幕府は馬を調達するために、下総国に野馬を放牧管理する「小金牧」、「佐倉牧」を設置しました。この地図は西側の「小金牧」付近の地図を作成しています。
地図に書かれた「野馬土手」とは、馬が田畑や村に入ってこないように作った土手のことです。「捕込(とりごめ)」とは、年に1度馬を追い込んで捕獲するための場所です。
基となっている天保年間の地図は国の重要文化財となっており、国立公文書館デジタルアーカイブで見ることができます

下総国小金牧 天保図